テーマ指定演題募集要項
麻酔技術の発展や最適な管理を目指した知見の蓄積を目的として、以下の特定のテーマに合う症例報告と紹介報告をテーマ指定演題として募集を行います。ぜひ応募ください。
| 領域 | テーマ | |
|---|---|---|
| 循環 | 循環-1 | 予期せぬ術中心停止症例 | 
| 循環-2 | 経食道心エコーがdecision makingに有用だった症例 | |
| 呼吸 | 呼吸-1 | 周術期気道・呼吸管理において、ECMOが検討された教育的症例 | 
| 呼吸-2 | 分離肺換気困難に対し、さまざまな対応を行った症例 | |
| 神経 | 神経-1 | 「周術期神経合併症」予防、麻酔管理、術後の対処法など | 
| 神経-2 | 「術後せん妄関連」予防、機序、対処法など | |
| 産科 | 産科-1 | 無痛分娩の鎮痛困難症例に対する自施設の取り組み | 
| 産科-2 | 手術室外での母体急変に対する自施設の取り組み~麻酔科医の役割を考える~ | |
| 小児 | 小児-1 | 小児困難気道管理と工夫 | 
| 小児-2 | 小児周術期管理の工夫と合併症対策 | |
| ペイン緩和・局所麻酔 | ペイン緩和・局所麻酔-1 | モルヒネを用いた術後疼痛管理 | 
| ペイン緩和・局所麻酔-2 | 集学的治療によって社会復帰し得た慢性疼痛症例 | |
| 救急・ICU | 救急・ICU-1 | 麻酔科医による予定外ICU入室判断が奏功した症例:術中に麻酔科医が果たした予測と判断を共有しよう | 
| 救急・ICU-2 | 総力で挑んだ困難症例:麻酔科医が主導した周術期マネジメントで良好な転帰を得た症例 | |
| 麻酔科関連-1 | 麻醉科関連-1-1 | 術中麻酔管理における多職種連携(看護師、臨床工学技士など)のメリット・デメリット | 
| 麻醉科関連-1-2 | 麻酔科術前診察の結果、リスク精査を求めた症例 | |
| 麻酔科関連-2 | 麻醉科関連-2-1 | ハイブリッド手術室の活用例(大量出血、PCIを含めた血行再建など) | 
| 麻醉科関連-2-2 | 麻酔導入により生じた致死的な呼吸・循環トラブル | |
| 麻酔全般 | 麻醉全般-1 | 周術期におけるAdvance Care Planning(ACP)の運用 | 
| 麻酔全般-2 | 術前カンファレンスの活用により様々な課題を解決した症例 | |
同一内容で、一般演題とテーマ指定演題と2重に演題を登録することはできません。
              また、同一または類似内容の分割登録(3症例分を1題の報告としてまとめるべきものを3題として報告するなど)は認めません。
            
1.応募資格
公益社団法人日本麻酔科学会会員、非会員に関わらず、全ての方に応募いただけます。ご発表の可否は査読により会長が決定します。筆頭著者は参加登録のうえで発表ください。
※非会員の発表について
              演題投稿後に学会会員となられた場合は、各種認定制度における単位取得対象となりませんので、予めご了承ください。会員として発表を希望される方は2025年11月10日(月)までに入会申込を完了してください。入会手続きの詳細をご覧ください。
2.演題募集期間
開始:2025年11月1日(土)正午
              終了:2025年12月1日(月)正午 
※締め切り直前はアクセスが集中し、投稿手続きに時間を要する可能性がございますので、期日に余裕をもって投稿ください。
※演題募集期間中(11月1日(土)正午 ~12月1日(月)正午まで)は投稿した演題を変更・修正することは可能です。ただし、締め切り以降は抄録内容・演題タイトル・共同著者情報等一切の変更ができません。共同著者の登録漏れや登録間違い等がないようにご注意ください。
3.発表形式
発表形式は以下の1種類となります。各演題の発表形式は学術集会実行委員会、学術委員会で決定し、2026年2月上旬(予定)に通知いたします。
- ポスター(発表10分、討論5分)
 掲示したポスター前で発表します。
4.演題応募方法
会員専用ページにログイン後、「演題投稿システム - ログイン」ページ「演題投稿システム(年次)」のシステム機能より投稿テーマを選択のうえ、投稿マニュアルを確認し、投稿を完了させてください。
※一般演題募集の項に記載する規定遵守事項、倫理的事項について適切な理解、申請がなされていない場合、演題内容の如何を問わず不採択となりますのでご留意ください。
5.利益相反開示について
演題投稿に際し、筆頭著者及び共同著者の利益相反の有無をご登録いただきます。演題応募日を基準として過去3年間についてご開示ください。詳細は下記をご参照ください。
 日本麻酔科学会学術集会における利益相反の開示について(PDF) 
6.各種規定等遵守について
演題内容および以下の各種規定等遵守について、全ての共同著者が内容を確認・理解していることを投稿条件とします。
- 「プライバシー保護ガイドライン」、「ヘルシンキ宣言」、「倫理綱領」などの倫理的問題について著者の責任で遵守解決のうえで、ご応募ください。
- 演題は、募集締め切り日時点で未公表のものに限ります。未公表とは、次の両方を満たしている場合とします。
 - 論文が雑誌(オンラインを含む)で出版・掲載されていない。
- 国内外の学術集会およびISSN、 ISBN 付き出版物において未発表である。(抄録集のような形で、研究内容の照合が可能な学会発表がされていない場合は未発表とします。発表の対象には電子媒体を含みます。)
 ※1)と2)の両方が満たされていない場合であっても、研究内容を周知、 討論する意味において、本会で発表する価値があると考える場合は、 抄録中に「・・・で発表済み、および、出版・掲載済み」であることを明記(申告)の上、登録することを許可します。 ただし、優秀演題候補から外しますのでご了承ください。採択の判断は、内容を精査の上、 査読者および学術委員会で最終決定します。 明記(申告)なく1)と2)の両方が満たされていないことが判明した場合は違反発表とみなしますのでご注意ください。 ※投稿締め切り後から学術集会開催日までに、投稿演題が論文発表または雑誌等で出版された場合は、 ポスターに投稿締切後に発表・出版された旨を明示することを条件に発表を認めます。 ※ケースシリーズでは以前の発表と症例数が異なっていれば発表可とします。また、講演やシンポジウム、あるいはテレビや新聞取材等ですでに公表済みの成果の発表も可とします。 ※自施設や関連施設での発表を除き、研究会等での発表も申告対象です。 
7.研究毎に必要とされる倫理的事項
- 症例報告 
                
 患者(小児であれば代諾者など)からの発表における同意(⽂書を用いた同意を勧めますが、文書は必須ではなく、少なくとも口頭での同意が必要です。) を取得して下さい。
 症例報告に関する倫理的な手続きについてこちらをご覧ください。※たとえ明確な介入がなくても、査読の過程で複数の症例を対象とした臨床研究の結果として 発表すべき内容と判断された場合には、適切な同意や承認を得ずに、症例報告として発表する ことはできません。 
- 個人情報の保護
                
 上記 1)に共通しますが、個人情報保護法ならびに外科関連学会プライバシー保護ガイドラインに準拠し、個人情報並びにプライバシーの保護(個人が特定できない記載)への配慮が必要です。令和4年4月1日より「個人情報の保護に関する法律」の改正および令和4年5月26日「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に関するQ&Aの更新に対する本学会の対応についてはこちらをご確認ください。
<未承認の新規医療技術、新規医療機器、未承認・適応外の医薬品使用に関するルールについて>
✓症例報告においては、該当する医療技術、医療機器、医薬品の使用について、施設(病院長または責任管轄部署の長)または倫理委員会における承認を受けたことを抄録内に明示してください。
8.査読基準
査読は学術集会運営細則・年次学術集会の演題採否等に関する申し合わせに則り、以下の点を重視して行います。
- 募集しているテーマの内容に適合し、議論が期待できるもの
- 公募目的に適合している
- 教育効果を有する
- 科学的に論理が構成されている
- 倫理的に適切である
9.演題投稿時に必要となる情報
- 指定テーマの選択(指定テーマ一覧については、以下からご確認ください) 
 指定テーマ一覧
- 演題タイトル(日本語100文字,英語200文字characters 以内)
- 共同著者情報(5名まで(筆頭著者を含め6名))
                ※多施設共同研究により6名以上の登録が必要な場合、投稿時は筆頭著者のみを登録し、共同著者は申請書に記載のうえ、別途【共著者追加登録】としてjsa-73@anesth.or.jpに提出ください。 
- 本文(800文字以内、英語1600文字characters 以内)
 ※入力規則に関する注意事項はシステム内の記載を確認ください。
 ※公正な査読を実現するため、抄録本文に施設名、著者名、倫理委員会名、承認番号と事前登録番号など、施設、投稿者を特定できる情報が含まれる演題については、ブラインド査読不可演題として、不採択となりますので十分ご注意ください。
- 画像(任意) ※症例画像サイズは 560px×420px
- 利益相反の開示(共同著者がいる場合、共同著者の情報も必要)
- 倫理委員会による審査の受審に関する情報がある場合:承認番号、承認年月日を倫理申請項目に記載してください。
10.演題投稿時の注意事項
項番「5」,「6」,「7」については熟読し、不明点は共同著者や関係者等に確認ください。演題投稿期間内は投稿画面より確認・編集は可能です。
              虚偽申請、不正なオーサーシップが認められた際、ケアレスミスであっても重大な懲罰問題として取り扱います。その場合、所定期間演題投稿が出来なくなりますので十分にご注意ください。
11.採否結果
ご応募いただきました演題の採否結果は2026 年 2 月初旬(予定)にメールにて通知いたします。
12.発表単位
本カテゴリーの演題には、第73回学術集会一般演題と同様の発表単位が付与されます。演題における筆頭著者、共同著者への付与単位は、申請資格毎に異なりますので、各申請要項(ホームページ内「各種認定情報・資格申請」)をご確認ください。
              筆頭著者としての発表単位は、演題投稿時に筆頭著者となった方に付与されます。発表単位は演題投稿時の筆頭著者、第2筆頭著者の情報を基に付与されます。やむを得ない事情により、筆頭著者以外の共同著者が発表した場合も、発表単位の付与対象は変わりませんが、詳細については「単位付与条件」(後日掲載)を必ずご確認ください。
              ただし、筆頭著者あるいは、共同著者以外の他者が発表した場合、発表が行われなかった場合は発表単位の付与はございません。
【注意】
※共同著者の定義に関しては、こちらを参照ください。
共同著者の定義について 
《会員の皆様》
※演題投稿に際して、会員の方は会員番号を間違いなく入力してください。会員番号を誤ると採択、発表実施となっても発表単位が付与されません。締切後は変更できず、発表後も対応できませんので、十分ご確認の上入力ください。共同著者が会員の場合も同様です。
《非会員の皆様》 
※非会員は演題投稿前にアカウント作成が必要です。アカウント登録後、投稿ください。
※締切後から開催までの期間、抄録は投稿画面から確認が出来ますが、投稿期間以降の修正は一切認められません。
※筆頭著者の所属について、複数の所属を登録された場合でも、プログラム集に掲載されるのは第1所属のみとなります。(抄録には全て表示されます)
13.演題投稿
演題は下記ボタンよりご投稿ください。
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